管理栄養士・健康ライター 志水あいの食育日記

「食」を知れば子育てはもっともっと楽しくなる。

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『講談社の動く図鑑MOVE 人体のふしぎ
島田達生(監修)
講談社(編集)

3歳のクリスマスに続き、今年もばぁばにリクエスト。
このDVDがとにかくおもしろいらしく、延々と繰り返しみています。「何がおもしろいの?」と聞いたら、「マクロファージ!!!」「テンパきゅう(リンパ球の聞き間違いw)も好きだよ」という返事が。悪者をパクパク食べたりやっつけたりするところが憧れるそうです。
私が子どものころは本を読んで想像するしかできなかった世界が、今ではわりと簡単に映像でみられます。まるで体の中をのぞくように知識が得られる今の子たち。想像力を養うことを目的にすると昔に劣る部分もあるのかもしれませんが、さまざまなコンテンツが増えたことで幼少期から学問に触れやすくなり、知識を正しく楽しく吸収できるのは素晴らしいと思います。


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・じゃこごはん[
主食
・ウインナーソーセージ[主菜
・ブロッコリーの和え物[副菜
・にんじんとじゃがいもとたまねぎの煮物[副菜

バランスとしてはそこそこ?
寝坊してしまったので冷蔵庫にあったものを詰め込んだだけになったけど、ウインナーソーセージが入っていると娘は満足らしい。

目指すのは、
主食]:[主菜]:[副菜]=3:1:2
のお弁当☆

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青森には元旦だけでなく、12/31の夜にも家族が集まってごちそうを食べる文化があります(北海道、北東北の文化?)。

「晦日」は月の最後の日を意味し、1年の最後の「晦日」、
お正月の前日を「大晦日」といいます。
古くはお正月もお盆と同様に先祖を迎える行事でしたが、
いつからか豊作や幸運をもたらす神様を迎える行事になりました。
年末に大掃除をしてしめ縄や門松を飾り、鏡餅などを供えるのは
神様を迎えるためです。

かつては、元旦まで寝ずに神様を迎える習わしがありました。
現代では神様を迎える意識は薄らいできているように感じます。
しかし、除夜の鐘や初詣、各地に伝わる「大晦日」のお祭りなど、
夜中に行われる行事は今でも残っています。
また昔は、日が暮れると新しい日がはじまるとされていました。
そのため、「大晦日」の日の入り後は新しい1年のはじまりとされ、
家族揃ってお正月料理を食べる風習が残っている地域もあります。

そのほかの行事と同じく、年末年始の習わしも地域差があり、
家ごとにさまざまな形で継承されてきました。
核家族化が進み、1人暮らし世帯が増えた今、
新年の迎え方は個人個人で異なるものになっている気がします。
それでも1年の終わりの「大晦日」を特別な日とし、
節目を意識して過ごす方が多いのではないでしょうか。

※もうWEB上にはないのですが、過去に書かせていただいた記事です。


我が家も大晦日は主人の実家に行き、みんなで食事をします。
その食卓にならんでいたお造りの中心にデーンと鎮座していた鯛のアラをもらったので、かぶと蒸しをつくりました。

娘は「カブトムシ」と聞いて虫を想像していたそうで、料理を出したら「カブトムシじゃないよ?」とビックリしていました(笑)


背骨などのほかのアラは炙ってアラ汁に。
そのお出しで揚げ出し豆腐もつくりました。
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今年は始末をよくする年。

お魚も頭から尾まで、きれいにいただきます!
 

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青森に来て知った郷土料理のひとつに、にんじんの子和えがあります。
これは、せん切りにしたにんじんやしらたきを真ダラの子で和えるおかずです。

年末にいただいたカレイにたっぷり子(卵)が入っていたので、それを無駄にしないために真ダラの子ではなくカレイの子でつくってみました。

真ダラに比べるとパサパサした感じですが、おいしくいただけました♡

《材料》
カレイの卵 1腹分(今回は大きかったので250gほどあった気がします)
にんじん 1本
しらたき 1袋 
ごま油 大さじ2
酒 100cc
めんつゆ・水 各適量(麺類のつけ汁くらいの割合で材料がひたひたになるくらいの量)

《作り方》
(1) カレイの卵は薄皮をとってほぐす。にんじんは皮をむいて太めのせん切りにする。しらたきは水気をきって食べやすい長さに切る。
(2) フライパンにごま油を熱してにんじんを炒め、軽く火が通ったらカレイの卵としらたきを加え、 酒、めんつゆ、水を加えて煮る。
(3) 汁気がなくなったら器に盛る。

年末にいただいたガサエビ(しゃこ)のその後です。
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※以下にガサエビをさばく手順を書いています。さばきながら虫のようだな……と感じました。虫っぽいものが苦手な方は嫌な写真があるかもしれません。ご注意ください。


ガサエビは水揚げ後は自己消化してしまうので、それを食い止めるためにサッと水洗いして冷凍しました。
本当は完全に冷凍されるまでの間に処理して食べるほうがおいしいのだと思いますが、今回は水揚げ2日後に食べたので、完全に冷凍したものを処理しました。 

ポイント 結構手に殻が刺さるのでゴム手袋をつけて作業されることをおすすめします。
 
完全に凍っているとやりにくいので自然解凍しながら進めていきます。
大半のガサエビたちは背中が曲がった状態で冷凍されているので、それをぐっと伸ばせば伸びる程度に解凍されればOKです。
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ポイント 解凍してしまうとドロドロになるので、一気に解凍しないように! 

では、ガサエビのお刺身をつくってみましょう。

キッチンバサミを用いて以下の写真のように切ります。


まず、頭を落とし、
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腹と背の殻のつなぎ目をきるように両脇を尾のところまで切り落とします。
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このように処理し、適度に凍っている状態であればスルッと殻が外れます。
身が解けはじめているようであれば、再度冷凍庫に入れるとむきやすくなります。

むいたあとは、これまた解凍がすすむと同時に身がとろけはじめるので、すぐに食べるか、食事の少し前まで冷凍庫に入れておきます。

食べ方は、解けかけのものをしょうゆかぽん酢で。
舌にのせた瞬間と解凍される瞬間が重なるくらいのタイミングが美味です♡ 
 

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