12月9日の勉強会前にいただいていた質問への返答です。
■栄養バランスの整え方
「栄養とは? 栄養素とは? 三大栄養素とは?」の続きです。
この記事で、
三大栄養素のバランスを整えると、摂取したエネルギー(カロリー)がきちんと使われ、太りにくくなり、疲れにくくなります。
一般には、一汁三菜、一汁二菜といった昔ながらの日本食、いわゆる和食を食べると栄養バランスが整うとされています。
■栄養バランスの整え方
「栄養とは? 栄養素とは? 三大栄養素とは?」の続きです。
食事でもっとも意識したいのがこの三大栄養素のバランス(PFC比率)です。
栄養とは、食物を食べることで物質を体内にとり込み、それを利用して生命を維持し、成長や繁殖を図る生物の活動のことです。
自然界から摂取したいろいろな物質を、消化・吸収によって体内に取り込み、分解(異化作用)や合成(同化作用)によって、成長や生活活動に必要な人体特有の成分に変換させること。
この営みが「栄養」です。
食事で取り入れた食物は、体内で消化、吸収され、代謝を受けて、エネルギーになったり、体の構成成分に作り変えられたりします。これら一連の現象を栄養といいます。
ヒトは、食物を摂取して、食物に含まれている成分、つまり栄養素を体内にうまく取り込むことができる形に変えて吸収します。そして吸収した栄養素を栄養してエネルギー分子をつくり、また生体成分の再生・維持に活用しています。当然ながらゴミも出てきますから、これは老廃物として体外に排泄します。このような一連の営みが栄養なのです。
生きてゆくために摂取すべき食物の中の成分を「栄養素」と呼びます。
体内での栄養(代謝)のために、外界から摂取される要素が「栄養素」です。
栄養素とは栄養の素になるもので、生物が生命を維持し、健康を増進するために利用する物質をいいます。